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目に焼き付いた一瞬

それは小学校6年生の時の思い出です。当時、クラスにはとびきりの美少女がいました。そのM代という少女はハーフで、日本人の母親と二人で暮らしていました。父親はアメリカ兵で、M代らは佐世保からきたと、大人たちが噂しているのを聞いた事がありました。

M代は可愛いだけでなく、頭も良く、運動神経も抜群でした。母親は水商売をしていたようですが、とても教育熱心で、M代はバレエを初め、習い事をいくつもしていました。

前日にあったテストが返ってきた時のことです。何の科目だったか、忘れましたが、どういうわけかやたらに難しくて、みんなひどい点でした。先生も「問題がまずかったかな」と言っていたくらいです。私なんか30点もなかったと思います。

M代は私の前の席に座っていたのですが、テストを受け取って返ってくるなり、泣き出したのです。ちらっと点数が見えましたが、70点もあるのにです。私は何か不愉快でした。

その日の放課後、数人の友人と公園で遊んでいてそのことが話題になりました。「あいつ、70点もあってんで。それやのに泣くなんて、ちょっとおかしいんとちゃうか」私が言うと、一人の友達がとんでもないことを言い出したのです。「俺の母ちゃんが言うてたんやけど、あいつの母ちゃん、めちゃくちゃ怖いねん。テストで点が悪かったら、お尻を叩かれよるねん」

「えー、でも、あいつテスト悪いことなんかいっぺんもないやん」「ちゃうねん。いつも100点やないとあかんねん。100点以下やったら、その点数分10発ずつ叩かれるねん。95点やったら、5点足れへんから50発や」

「おれなんか95点なんかとったら、母ちゃん、目ぇ回して喜びよるで」「そしたら、今日は300回も叩かれるんか。そら、泣くで。可哀想やな」私はもうドキドキしていましたが、みんなはM代が泣いた理由が分かれば、それ以上興味はなかったようですぐに遊び始めました。私はそれどころではなく、ふくらんだ股間を隠しながら、「お使い忘れてた」などと誤魔化して大あわてで家に帰りました。でもまだその頃はオナニーを知らなかったので、その夜は悶々と過ごしました。

翌日、学校に行くとM代もいましたが、特に変わった様子もなく、少しがっかりしました。私としては、一晩中泣いていたような顔で学校に来るんじゃないかと期待していたのですが、いつも通りの明るい元気な少女でした。

その日の午後、突然の幸運がやってきました。前からプリントが配られたのですが、M代が受け取り損ね、落ちそうになったのです。M代は慌てて机に腹ばいになるような格好でそれを拾おうとしました。私の目の前で、M代の短いスカートがずり上がり、パンツに包まれたお尻が丸見えになったのです。

その当時、ほとんどの女の子が、何の変哲もない白いズロースを穿いていました(スカートめくりがはやっていたのです)が、M代のパンツはピンク色の大人のようなパンティでした。すらっと伸びる足は黒いストッキングで包まれ、むっちりとした太ももには赤い靴下止めが止まっていました。

そして、パンツの布が少しよじれて、半分ほどむき出しになったお尻の肉は赤黒く腫れ上がっていたのです。私は思わず「あっ」と声を上げそうになり周りを見回しました。でも、一瞬の出来事で気づいたのは私だけのようでした。

〈やっぱり、300回叩かれたんだ〉それからの私はもう、なにもかも上の空でした。目に焼き付いたその一瞬こそ、私が後に身につけることになるスパンキング好き、ロリコン、黒スト・キャットガーターフェチ…、様々な性癖をインプリントされた一瞬でした。

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