彼岸のお仕置き研究ブログ

スパンキングビデオを購入したのは、20年ほど前が初めてでした。アメリカのもので、舞台は高校、女子高生が男の教師にスパンキングされるという内容でした。30分間、ほとんどがスパンキングのシーンで、OTKに始まり、ベンドオーバーでパドル、ヘアブラシで叩かれ、最後はお決まりのケインです。
数えたわけではありませんが、合計すれば100発は優に超えていたと思います。女優さんのお尻は、最後は真っ赤というよりどす黒く腫れ上がり、その迫力に圧倒されました。最初は、それで新鮮でしたが、すぐに飽きてしまいました。
とにかく、ただひたすらスパンキングしかないのです。台詞は当然、英語ですから、どういうシチュエーションでお仕置きされているのか、よく解りません。想像が広がっていかないのです。
その後も、何本か買いました。中には、主人公の女優がけっこう可愛い感じで、叩かれる時の悲鳴や泣き声も真に迫っているものもありました。しかし、多くはどう見ても、女子高生には見えない女優が、さほど強くもない叩き方なのに、わざとらしい痛がり方をしたり、逆にまったく無反応なものなど、満足できるものは少なかったです。
日本もので初めて買ったのは、三和の『蔭山家のしつけ』でした。日本のものでもSM物はいくらでもありましたが、絶対に趣味に合わないだろうと思って敬遠していました。『蔭山家のしつけ』は当時、出ていた三和の『おしおき倶楽部』の広告を見て、買ったんだと思います。
中身はなかなか良かったですね。まず、お仕置きされる娘役が私の好みに近かったし、スパンキング、浣腸、お灸と盛りだくさんで楽しませてもらいました。
門限に遅れた娘が、スパンキングのお仕置きを受け、その後、お母さんに不満を漏らします。すると、お母さんは「ママの子どもの頃はもっと厳しいお仕置きをされたのよ」といって、回想シーンに入っていきます。
そして、二役のお母さんの娘時代の少女が、お尻を物差しで叩かれたり、お灸を据えられたりします。ある時は、仮病がばれ、お尻の穴での検温や浣腸をされます。私としては、お仕置きされる理由がちゃんと描かれているのが気に入りました。
それに、当時（今でもそうですが）SMではなく、お仕置きとしての浣腸は珍しかったと思います。ただ、難をいえば、浣腸シーンがあまりにも淡泊すぎました。道具もいちじく浣腸でしたし、もう少し厳しく我慢させてほしいと思いました。
その後、次々と三和のビデオを買いました。タイトルを挙げていくと、『ママのおしおきはお尻たたき』『病院と家庭のおしおき』『学校のお仕置き』『お尻叩きと浣腸で躾けられた女生徒の記録』などです。
最後のは、石崎澄子さんの小説をビデオ化したもので、ものすごく期待して買ったことを覚えています。もちろん、SMビデオよりは楽しめましたが、やはり物足りなさを感じました。でも、結局4巻とも買ってしまいました。
『ママの…』と『病院…』は、出演している女の子が、見た目がとても幼い感じで、それだけで満足できました。ただ、この二つもお仕置きの中身は物足りませんでした。
この後、ぱったりと発売されなくなってしまいました。やはり、需要がないんでしょうね。インターネットで見ている限り、多そうなんですがね。