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もう一度読んでみたい本

もう一度読んでみたい本があります。といっても、題名も、出版社も記憶になく、探すのは難しいし、しかも大変な苦労をして探すほどでもないといった程度の本なので、いつもそのままになっています。
覚えているのは、清水正二郎という人が、おそらく編集した本だと言うことです。内容はSM小説のダイジェストだったのですが、何本かの小説の内、二本だけが記憶に残っているのです。
一つは、中学を出たばかりの少女が、芸者置屋に売られる話でした。狡猾で残忍な女将の元で、可憐な少女が酷い折檻をされ、金にあかした好色な男たちに水揚げされるというストーリーでした。何も分からないまま、SMショーに出演させられ、大勢の男たちの前で浣腸され、トイレに行くことを許されず、漏らしてしまうシーンやその粗相を理由に女将やなじみの客からスパンキングを受けるシーン、水揚げの後、さらに金儲けを企む女将によって、「後ろの処女」まで売られるシーンなどを覚えています。
もう一つは、戦時中の話で女学校に通う良家のお嬢さんが、反戦的な言動をして憲兵に目を付けられてしまうお話でした。母親は娘を守るため、わざと好色な憲兵の前で娘のお尻をむき出しにして叩きます。そんな母親の努力も空しく、娘は憲兵に連行され、拷問を受けます。
その他に、どんな筋だったか全く記憶にないのですが、7、8歳の少年が黒人の大男に犯されるというものすごい話があり、そこだけは覚えています。
いずれにしても、SM色の強い小説集で、私の趣味とはちょっと異なるのですが、なぜその本を買ったかというと、それは一枚のイラストに惹かれたからです。そのイラストはどう見ても幼い少女が、スカートをまくり、ズロースを膝の上まで下ろして泣きながらお仕置きを受けようとしているといったものでした。それを見た瞬間におもわず買ってしまいました。ただ、家に帰って読んでみると、内容はほとんどSM小説ばかりで、記憶に残ったのは初めに書いた2、3の小説だけでした。
ところで、この清水正二郎という作家ですが、この人は後に胡桃沢耕史という名前で直木賞をとった作家です。この本を買った当時は、もうその名前になっていたのか、あるいは失踪中(突然、すべての仕事を放り投げ、世界放浪の旅に出た?)だったかよく分かりませんが、エロ小説の大家として有名でした。生の馬肉を喰らい、一晩に何人もの女性を相手にするといった伝説が三流週刊誌のネタになっていました。
だから、その時はあまりにもイメージが違うので驚きました。ひょっとして彼の中にはロリータ趣味やお仕置き嗜好があったのかも知れませんが、おそらくは呆れるほどの多作の中で、単なる一つの仕事に過ぎないというのが真相かもしれません。

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Author:higan
当研究所はスパンキング、浣腸、お灸を中心としたお仕置きについて、様々な研究を行っております。

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