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晩夏の追憶5

ジュースを飲みながら、優子は初めてお灸を据えられたときのことを思い出していた。



「優子!いったい何の真似です。そんなところにおしっこなんかして」縁側のガラス戸が開き、和子が庭に下りてきた。優子は、庭の隅にしゃがみ込み、おしっこをしていた。

優子は塾の宿題をちゃんとしなかったことで叱られ、お尻を叩かれることになった。いつもは素直にパンツを下ろし、お尻を出すのに、この日は違っていた。和子が何度もパンツを下ろすように言ったが、いうことを聞かなかった。

怒った和子は、優子を素っ裸にすると、庭に閉め出したのだ。そうされて、ようやく優子は自分の愚かさに気づいた。しかし、もう遅かった。優子は泣いて謝ったが、縁側のガラス戸はカギが掛けられ、決して開くことはなかった。

それは優子が4年生の秋のことだった。10月半ばで、日が陰ると冷え込んできた。素っ裸の優子は、体が冷え、尿意を催した。優子は何度もガラス戸を叩き、トイレに行かせてくれるよう哀願した。しかし、和子は許さなかった。

とうとう、我慢できなくなった優子は、庭でおしっこをしてしまった。優子はその時の和子の鬼のような形相をまだ覚えていた。和子は優子を引きずるようにして、部屋の中に入れた。

優子は、その後、いやというほどお尻を叩かれた。「仰向けになりなさい」「お、お母さん、…何をするの?」優子は、怯えた口調で尋ねた。「いいから、言われたとおりにしなさい」優子は、その時はもう反抗する気力は残っていなかった。

「ちょっと待っていなさい」畳の上に仰向けになった優子を残して、和子は部屋を出ていった。〈浣腸されるのかな〉優子は思った。そのちょうど半年ほど前に、優子は初めて浣腸のお仕置きを受けていた。

その時の、気持ち悪さや苦しさを思い出し、優子は泣き出しそうになった。しかし、戻ってきた和子は、浣腸器は持っていなかった。その代わり、お仏壇の線香立てと小さな紙袋を持っていた。

「お母さん、それは何?何をするの?」「優子は黙って待っていればいいのよ。少し、準備をするから」和子は、座敷机の上に持ってきた道具をおいた。そして、袋からモグサをひとつまみ取り出した。

「これはお灸よ。庭でおしっこをするような子にはお灸を据えてあげるのよ」優子は、辛いお仕置きは何度もされてきたが、お灸は据えられたことはなかった。しかし、お灸についてはある程度知っていた。

「お母さん…」「何です?」モグサを指先で丸め、小さな塊を作りながら、和子が尋ねた。「お灸って、…熱いんでしょ」「それはそうよ。ほら、このモグサの固まりを体の上に置いて、火を付けるんですからね」

「いやぁ、お母さん。お灸はいや」素っ裸のまま、仰向けに寝ている優子は上半身を起こし、叫んだ。「何を言ってるんです。これはお仕置きですよ。子どもがお仕置きがいやって言って、聞いて貰えるとでも思っているの。もう少しだから、黙って待っていなさい」

和子は、モグサの固まりを四つほど作った。「さあ、始めましょう。優子、少し足を開きなさい」「えっ」「えっじゃないでしょ。足を開くのよ。今日はお股の間のおしっこの出るところにお灸を据えてあげるんだから」



「優子、これを見て」和子がパンフレットを何枚かテーブルの上に広げた。それは、私立中学の入学案内だった。「今日、私学の合同説明会があったのよ。それで、もらってきたの。ほら、これ、優子が行きたいって言っていたとこよ」

それは、有名女子中学の案内書だった。「これ見て。来年から制服が変わるんですって。ねえ、可愛いでしょ。優子によく似合うと思うわ。ここ、受けてみる?」「うん、…でも、難しいから…」

確かにその中学の偏差値は、都内でもトップクラスで、優子の成績では少し難しかった。「あら、まだこれからじゃないの。最近は頑張っているじゃない。6月にひどい成績を取って、お仕置きされてから、心を入れ替えたみたいね」

優子の動悸が高まった。「そういえば、この前のテストはどうだったの?テストはまだ、返してもらってないの?」「うん、…もう少し後だって」優子は思わず嘘をついてしまった。

「あら、そう。楽しみね。7月のテストはずいぶん良くなっていたから。今度も、上がっているといいわね」「…うん」とても、全科目不合格だったなどと言い出せなかった。「お菓子、食べないの?」「うん、…欲しくない…」

「何か元気がないわね?しんどいの?」「あ、…暑かったから」「夏ばてかしらね」和子は優子の額に手を当てた。「熱はないようね。宿題は?」「今日はないの」「そう、じゃあ、お夕飯まで、ちょっと寝ていなさい。クーラーをかけてもいいけど、ちゃんとお布団を着るんですよ」

とうとう、優子はテストのことを言い出しそびれてしまった。それから、夜まで、優子は何度も、嘘をついたことを謝ってお仕置きを受けようと思ったが、決心がつかなかった。

翌日、優子は職員室に呼び出された。「増原さん、昨日はお母様にお仕置きをしていただいた?」大磯先生が尋ねた。「えっ、は、はい」優子はまたしても嘘をついてしまった。

「そう、それは良かったわね。しっかり反省して、お勉強するんですよ」「…はい」「それじゃあ、お尻をちょっと見せてご覧なさい」「えっ?」「お母様にどんな厳しいお仕置きをされたのか、見てあげるからパンツを下ろして、お尻を出すんです」

「えっ、でも…、恥ずかしいから」「何が恥ずかしいです。昨日は教室で、ずっとお尻を出していたじゃないの。今さら何を言ってるんです。それに、ここなら他の生徒はいないから、大丈夫でしょ」「でも…」

「増原さん、早くしないと、授業が始まってしまうわ。ほら、パンツを下ろすのよ」「…はい」優子はスカートの中に手を入れ、パンツを下ろした。そして、大磯先生にお尻を向けて、制服のスカートを捲り上げた。

優子のお尻には、まだ昨日のパドルの痕が残っていたが、それほどはっきりしたものではなかった。「あら、増原さん。あんまり、お仕置きの痕が付いていないわね。本当にお仕置きされたの?」「は、はい。…お尻はあまり叩かれなかったから…」優子はしどろもどろになりながら、答えた。「いいわ。教室に戻りなさい」

給食が終わり、昼休みのときだった。大磯先生が優子に声を掛けた。「増原さん、ちょっとついていらっしゃい」大磯先生が連れて行ったのは、職員室の隣にある応接室だった。優子はなぜか胸騒ぎがした。

優子はその部屋に入るのは、初めてだった。大きな衝立があり、その向こうは見えなかったが、聞こえてきた声には耳覚えがあった。「お手数をお掛けして、申し訳ございません。帰ったら、きつく叱りますので」

優子は足がすくんだ。全身から血の気が引き、体が冷たくなるような感じがした。「そうですね。成績はともかく、嘘をつくのは良くありませんからね。優子さんには、厳しいお仕置きが必要ですね」それは、教頭先生の声だった。

優子は大磯先生に手を引かれ、衝立を回って中に入った。「優子、あなたって子は」和子が、入ってきた優子を見て叫んだ。優子は何も言えなかった。

「増原さん、先生は昨日、おうちに帰ったらお母様にお仕置きをしていただくように言いましたね」「…はい」「でも、お母様にはまだテストは返してもらってないって、嘘をついたんですね」「…はい」優子はうつむきながら、答えた。

「増原さん、今日、先生がお母様にお仕置きをいただいたのって尋ねたら、あなた、なんと答えました?」「…」「優子、黙ってないで先生にお答えしなさい」和子が厳しい声で叱りつけた。「…お母さんに…お仕置き…してもらったって…」

「増原さん、あなたはお母様と先生、二人に嘘をついたんですよ。増原さん、この学校の正門に掲げてある『三つの誓い』には、何て書いてありますか?」「…勤勉」「それから?」「…正直、従順」優子はぼそぼそと答えた。

「あなたは、勉強を怠け、テストで悪い成績を取り、お母様に嘘をつき、先生の言うことを聞かなかった。あなたは三つの誓いを三つとも破ったんですよ。増原さん、あなたにはこの学校をやめてもらわないといけないですね」

優子は泣き出した。「先生、お願いです。もう二度と誓いを破ったりしません。学校をやめさせないでください」「増原さん、もう少し先生の話を聞きなさい。本当なら、三つの誓いを破った生徒は、退学です」

優子はしゃくり上げながら、大磯先生の方を見た。「でも、お母様をお呼びしたら、厳しくお仕置きをするから、退学だけは許して下さいとおっしゃっておられます。どうします、増原さん。もし、あなたが素直にお母様のお仕置きを受けるんなら、退学は許してあげます」

「お母さんのお仕置きを、受けますから、退学は許して下さい」優子は泣きながら答えた。「お母様、どうですか?」「はい、これまでで一番厳しいお仕置きをいたしますので、これからもこの学校でお願いいたします」



こんなことぐらいで、退学などあり得ないということに、幼い優子は気づいていなかった。すべては、母親と先生たちの芝居だったが、優子は神妙な顔でやり取りを聞いていた。

「では決まりです。ご家庭での厳しいお仕置きに免じて、増原さんの退学は許してあげます。じゃあ、増原さん。今日はもう早引きしていいから、今からおうちに帰って、お母様にうんと厳しいお仕置きをしていただきなさい」



「優子、奥の座敷で待っていなさい。お母さんは、すぐ行きますから」残暑の厳しい中、まったく無言の和子の後をついて、うちに帰った優子は、家に入るなり、そう言い渡された。

「お母さん…」「さっさと座敷に行きなさい。正座をして、待っているんですよ」「お母さん、聞いて…」「何を聞くんです?言い訳なら、聞く耳を持ちませんよ。ほら、ぐずぐずしてないで座敷に行くんです」

奥の座敷は、普段使うことのない部屋だった。滅多にないことだが、大人数の客が来て、止まっていくときに使われた。それ以外は優子のお仕置きだけだった。それも、その部屋が使われるのは、厳しい折檻の時だけだった。

優子は、座敷の畳の上に正座して、母親が来るのを待っていた。頭の中は後悔と恐怖だけだった。自然と涙が溢れてきた。30分ほどして、和子がやってきた。小脇に例のケインを挟み、手には納戸にある漆塗りの箱を抱えていた。

優子は覚悟はしていたが、今日のお仕置きが厳しいものになることを、改めて思い知らされた。「優子、今からお仕置きをしてあげます。先生との約束ですから、うんと厳しいお仕置きですよ。覚悟してなさい。素直にできないようなら、もう、あの学校には行けないんですよ」

優子は、泣きながらも素直にお辞儀をして、言った。「お母さん、お仕置きを…お願いします」「よろしい。今のところは素直ね。その気持ちを忘れないのよ。じゃあ、始めましょう。さあ、立って、着ているものを全部脱ぐんですよ」

「ぜ、全部…ですか?」「そう、全部よ。今日のお仕置きは真っ裸で受けるのよ」優子は、しゃくり上げながら、ブラウスのボタンに手を掛けた。制服の白いブラウスを脱ぐと、下はスリップを着ていた。

優子は、今度はスカートのホックを外し、スカートを脱いだ。次いで、白いスリップを肩から外し、脱いだ。優子はまだブラジャーはつけていなかった。優子の乳房は、ようやく膨らみかけて来たところだった。

「ほら、何をしてるの?さっさとズロースも脱ぎなさい」優子は、白い木綿地に水色の細い横縞の入ったパンツに手を掛けたが、そこで手は止まってしまった。「優子!」和子の厳しい口調で、優子は慌ててパンツを下ろし、足首から抜いた。

「気を付けをしなさい」素っ裸で気を付けの姿勢をして立っている娘を、和子は無遠慮に眺めた。「まあ、少し見ない間に女らしくなってきたわね。お乳もそろそろブラジャーがいるわね。…あそこの毛はまだのようね」

その言葉で、思わず優子は前を隠した。「何をしてるの?気を付けって言ってるでしょ」「…だって、…恥ずかしい」「何が恥ずかしいです。母親が娘の体を見るのは、当たり前でしょ。それに、この後もっと恥ずかしい目に合うのよ」

優子はまた泣き出してしまった。「今から、泣いていたんじゃ、今日は涙がいくらあっても足りないわね。さあ、こっちに来て、お母さんの膝の上にうつ伏せになりなさい」

こうして、膝の上でのお尻叩きから、お仕置きは始まった。最初は平手で叩かれた。そのうち、手が痛くなってきた和子は、途中で優子に、洗面所からヘアブラシを持ってくるように命じた。

平手とヘアブラシで、合わせると7、80回叩かれた優子のお尻は、もう全体が赤く腫れ上がっていた。触ると、驚くほど熱を持っていた。しかし、もちろんお尻叩きは終わりではなかった。次は、いよいよケインだった。

「優子、起きて、壁に手をつきなさい。今度はこの鞭で50回、叩いてあげます」「ああ、お母さん。その鞭で叩くのだけは許して下さい」「何を甘えてことを言ってるんです。ほら、さっさと言われた通りにしなさい」

「お願い、50回なんて、私、死んでしまいます」「大袈裟な子ね。こんなことくらいで死んだりしません。くだらないことを言ってないで、壁に手をついてお尻を突き出しなさい。ぐずぐずしてると、叩く数を増やしますよ」

優子はケインで叩かれるために、和子に言われたように壁に手をつき、お尻を後ろに突き出した。優子はこれまでに二度、そのケインでお尻を叩かれたことがあったが、その痛みは耐え難いものだった。優子は震えながら、母親の鞭を待った。

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higan

Author:higan
当研究所はスパンキング、浣腸、お灸を中心としたお仕置きについて、様々な研究を行っております。

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