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思春期夜尿症の体罰療法1


はじめに

おねしょが直らない思春期のお子様をお持ちの親御さんの悩みは深刻です。子どもが小さい間は、いつか直るだろうと気楽に構えておられても、小学校高学年あるいは中学生になっても、おねしょが続きますと、急に心配され、私のクリニックにも相談に見えられます。

私は長年、女性泌尿器科医として、子どもの夜尿症治療に携わってまいりました。そして、思春期の子どもの夜尿症治療として、独自の体罰療法を実践してまいりました。

今回は、夜尿症体罰療法の実践例を紹介しながら、その方法について解説していきます。対象は医師、看護師など専門家ですが、一般の方がご家庭でもできる方法も、解説していきたいと考えております。

対象となる子どもは、小学校高学年から高校生までです。年齢でいうと、10歳から18歳くらいまでとなります。これより幼い子どもでは、体罰の意味が理解できませんから、効果が出ません。また、大きいお子さんでは、さらに詳しい検査や精神的ケアを要しますから、体罰療法は向いていません。

おねしょを治そうと決心するきっかけは、修学旅行や林間学校に対する不安が多いようです。しかし、体罰療法は即効的なものではありません。短くても半年、長い方では2、3年の治療期間を要します。ですから、対象年齢になれば、できるだけ早く治療を始めることが大切です。



第1章 診察

①全身の観察

患者が女の子の場合は、診察は必ず、母親またはその代わりとなる女性(姉、叔母、祖母など)を同席させ、行います。やむを得ない事情がある場合以外は、男性の同席は避けます。男の子の場合は、父親でもかまいません。

一般の医療では、診察時には患者のプライバシーや人権を最大限に尊重しなければなりません。しかし、この体罰療法は違います。夜尿症の治療においては、夜尿症が恥ずかしいことだということをしっかり自覚させることから始まります。

そして診察も治療の一環として行います。つまり、診察時には、子どもに恥ずかしい思いをさせる必要があるのです。このため、診察は必ず、子どもを全裸にして行います。

通常の診療では、患者を全裸にする必要があるときでも、できるだけ短時間で済ませる配慮をします。しかし、体罰療法では、初めから終わりまで約1時間の診察中、子どもは全裸のままにさせておきます。

最初が肝心です。思春期の子ども、特に女児は全裸になることに抵抗します。そのような場合でも、厳しい態度で全裸になるよう求めます。同席の母親からも厳しく注意させます。泣き出してしまう子どももいますが、一切容赦はしません。

中には、子どもに妥協するような母親もいます。しかし、そのような親ではこの治療はうまくいきません。この場合は、その日の診察は行わず、延期し、次回の予約日まで子どもに厳しく言い聞かせさせます。もし、それができないようなら、治療は行いません。

この他にも、診察中は子どもと保護者の関係について、注意を払います。例えば、子どもが中学生以上にも関わらず、子どもへの質問に親が答えたり、脱衣を手伝ったりするようでは、過保護であると考えられます。また、これは稀ですが、子どもに無関心な親もいます。こういう、親子関係の把握は今後の治療方針を立てる上で、非常に重要な事柄です。

診察はまず、詳しい問診を行います。夜尿症に関しては、始まった時期、頻度、時間帯(寝入りばな、熟睡時、明け方など)、一回の尿量(シーツの濡れ具合、広がりなど)を聞きます。また、幼児期のトイレトレーニングについても、始めた時期、かかった時間などを質問します。

次に子どもの体表の観察を行います。子どもを立たせ、上半身から下半身までくまなく観察します。特に女児では、乳房の発育程度に注意します。また、陰毛の発毛程度、その他の体毛について観察します。

②下穿きの検査

問診と体表の観察が終われば、次に診察開始時に脱がせた下穿きの検査を行います。当クリニックでは、かならず、診察の24時間前から、指定の下穿きを着用させ来院させています。指定の下穿きは、木綿製の白無地のズロースまたはブリーフです。

私は、診察時だけでなく、治療期間中はこのような下穿きを穿かせるよう、母親に指導しています。思春期になりますと、男児ではトランクス、また女児では大人っぽいショーツを穿きたがります。しかし、白無地のズロースやブリーフを穿かせるのには、二つの利点があります。

まず一つは、お漏らしのチェックがしやすいという事です。夜尿症の治療を行う上で、下穿きのお漏らし染みをチェックすることは基本中の基本です。

さらに大事なことは、小さな子どものような下穿きを穿かせることで、おねしょをするような子は、子ども扱いされるという事を自覚させる効果があります。

下穿きの検査は、子どもと親の前の机に下穿きを広げて行います。まず、表側を見て、股の部分に染みがないかどうかを確認します。次に、下穿きを裏返し、股布部分を広げます。

布のしわを伸ばしながら、小さな染みも見逃さないようにします。染みは一つ一つ指さし、子どもに見せます。そして、尿によるものかどうかを判定します。

尿の染みが直径1cmを超える場合は、排尿のあと、きちんと始末しているかどうかを子どもに問いただします。つまり、女児の場合は尿道口の周りをきれいに拭っているか、男児の場合は陰茎を振って尿のしずくを落としているかどうかです。

直径5cmより大きかったり、表側まで染み通っているような場合は、遺尿すなわちお漏らしの疑いがあります。まず、子どもにお漏らしの自覚症状があるかどうか聞きます。次いで、母親に日常の下穿きの汚れ方について尋ねます。

尿以外の染みについても、十分、調べる必要があります。女児ではおりもの、男児では精液が主な物です。また、便が付着しているようなら、排便後の始末がきちんとできていないと思われます。

おりものの多い女児には、陰部のかゆみがないかを聞きます。また、日頃のおりものと生理との関連についても、気づいているかどうかを尋ねます。

男児の精液の場合は、自慰によるものか、あるいは夢精によるものかを尋ねます。母親の前では、自慰について話したがらない男児が多いのですが、大事なことですので、必ず確認します。

治療期間中は、家庭においても、毎日下穿きの検査が必要となりますので、母親にも染みの判定法を習得してもらいます。当クリニックでは、「おねしょノート」という冊子を母親に渡しています。そこには、毎日の下穿きの染みについて記入する欄がありますので、そこに検査結果を記入してもらい、次回の診察時に持ってきてもらいます。

③外性器の検査

下穿きの検査に引き続いて、子どもの外性器の検査を行います。女児はベッドに仰向けに寝かせて検査します。男児の場合は座っている医師の前に「気をつけ」の姿勢で立たせて行います。

(1)女児の外性器検査

ベッドの上に仰向けに寝かせた女児は、膝を立て、外性器を観察しやすいよう、股を十分に開かせます。子どもの中には恥ずかしがって、なかなか股を開かない子どももいますが、重要な検査ですので、時間がかかっても、きちんとした診察姿勢をとらせます。

どうしても聞き分けのない子どもの場合は、母親の了解を得て、婦人科用内診台を用いることもあります。当クリニックでは、ベッドは診察室内に置いてありますが、女児用の内診台は処置室に置いてあります。

ですから、素直に診察姿勢を取れない子どもは、多くの看護婦や患者が出入りする処置室での外性器検査という、さらに恥ずかしい目に合うことになります。

外性器の検査は、診察のたびに行います。処置室での検査を受けた女児も次回からは、素直にベッドの上での検査に応じるようになります。

外性器の検査では、まず外観、陰毛の発毛程度を見ます。次いで、大陰唇を指で開き、小陰唇、陰核、尿道口、膣前庭、膣口、処女膜などをそれぞれしっかりと観察します。小陰唇の変形や色素沈着が強く、自慰の習慣が疑われる場合は、陰核を刺激して、反応を見ておきます。

下穿き検査でおりものの付着が見られた女児には、綿棒を用いて膣分泌物の採取を行います。膣口や処女膜を傷つけないよう指で小陰唇を十分開き、慎重に綿棒を膣に挿入する必要があります。女児が動くと、危険ですから看護師あるいは母親に体を押さえてもらうとよいでしょう。

性器の観察が終われば、女児に膝を持ち上げさせ、会陰部および肛門の観察も行います。

(2)男児の外性器検査

通常の場合は、男児の外性器の検査は立たせて行いますが、女児と同様ベッドに寝かせて行ってもかまいません。

まず初めに、睾丸の検査を行います。陰嚢を手で包み込むように持ち上げ、左右の睾丸の位置を確認します。

次に陰茎の観察です。亀頭を包皮が覆っている場合は、包皮を反転させ、亀頭を露出できるかどうか確認します。この時、真性包茎では無理に反転しますと、包皮が嵌頓する恐れがありますから注意が必要です。

仮性包茎の場合は、恥垢の量、匂いを観察します。恥垢が多い場合は、必ず母親に見せ、日常の清潔を指導します。

中学生以上の子どもでは、亀頭を刺激し、反応を見ます。包茎の場合は、包皮を前後にこすると良いでしょう。自慰の習慣がある子どもは、すぐに勃起し、尿道口に粘液が分泌されます。

続いて会陰部および肛門の検査を行いますが、ベッドに寝かせている場合は、女児と同様自分で膝を持ち上げさせて行います。立たせている場合は、そのまま後ろ向きで、足を広げさせ、腰を曲げさせて行うか、またはベッドの上でよつんばいにさせて行うと良いでしょう。

④排尿検査

通常は外性器の検査に引き続いて、排尿検査を行います。これは子どもに目の前で排尿させ、排尿時間、排尿量を測定する検査です。また、排尿時の尿の飛び散り方や尿道口周辺への付着の様子、排尿終了後の尿の再排出などを詳しく観察します。あとで検討できるように、高感度カメラで録画しておきます。

この検査は、トイレではなく診察室で行います。このため、思春期の子どもは恥ずかしさのため、排尿までに時間がかかります。できるだけ、速やかに排尿させるために、当クリニックでは診察前6時間は排尿を禁止しています。

したがって、子どもによっては診察開始時にすでに我慢の限界になっている場合もあります。このようなときは、最初に排尿検査を行うこともあります。しかし、できるだけ、排尿を我慢させることが大切です。

万一、排尿検査の前に失禁した場合は、厳しく叱り、母親に帰宅後の体罰を依頼します。排尿検査は後日改めて行います。当クリニックでは、子どもがこのような粗相をしたときに、診察終了後に必ず行っていることがあります。

それは待合室で他の患者や付き添いのいる前で、看護師に帰宅後の体罰の確認、次回検査時には必ず我慢することなどを大きな声で話させることです。恥ずかしいという気持ちが、おねしょを治そうという気持ちにつながるのです。

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