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思春期夜尿症の体罰療法4

②○○哲平(男)

13歳7ヶ月、中学2年生

身長158cm、体重53kg

哲平君は、七つ年上の大学生のお姉さんに連れられて受診した男の子です。哲平君の夜尿症は、小学校3年生の頃から始まりました。頻度はあまり変わりなく、現在も週に1、2回失敗します。幼児期のトイレトレーニングは、順調に済み、夜尿も数えるほどしかなかったようです。

しかし、小学校3年生ごろから突然、おねしょが始まりました。最も症状が重かったのは、5年生から6年生にかけてで、ほぼ連日失敗していました。お姉さんの話では、中学受験がストレスになっていたのではないかということです。

結局、受験は志望校には合格せず、現在は地元の公立に通っています。中学入学後は、回数は減っています。しかし、3年生の修学旅行までには、完全に治しておきたいという希望で、当クリニックを受診されました。

哲平君は、真面目そうなおとなしい男の子です。診察中の指示にも、素直に従います。母親は、有名な料理評論家で忙しく、お姉さんが母親代わりをしています。このお姉さんの下にもう一人、二歳違いの妹がおり、その方も大学生です。

哲平君は、二人のお姉さんに、母親譲りのかなり厳しいしつけをされているようです。お姉さんの話では、スパンキングやお灸のお仕置きもなさっているようです。ただ、おねしょについては、「叱ってはいけない」という通説を信じておられ、けっして罰を与えることはなかったとのことです。

哲平君は、心臓や肺には異常はありません。しかし、胃腸が少し弱く、よく腹痛を訴え、下痢をするようです。小学校のときには、授業中にお腹が痛くなり、トイレに行きたくなったのに、先生に言えず、お漏らししてしまったことがありました。

陰毛はまだ少なく、陰茎の付け根に限られています。陰茎は真性包茎で、亀頭部は一部しか露出できません。精通は小学校6年生のときにあり、その後、中学一年生で自然に自慰を覚えたようです。お姉さんの話では、うつ伏せで陰茎をこすりつける方法で、自慰を行っていたとのことです。

この時は母親によって発見され、厳しい折檻を受けたそうです。お姉さんは、現在はしていないようだと、おっしゃっていました。しかし、診察中の陰茎の様子では、現在も自慰をしている可能性がありました。もちろん、本人は強く否定していました。

初診時に、前日から穿いていた下穿きの検査をしました。ブリーフの内側の、前開きで布が二重になっている部分は、かなり尿で汚れていました。お姉さんの話では、哲平君のブリーフは、いつも同じように汚れているとのことでした。

夢精の痕がついていることがあるかどうか、お姉さんに尋ねましたが、よく分からないという事でした。そこで、保管してある他の患児の夢精の跡のついたブリーフを見せますと、同じような染みがついていたことが何度かあったそうです。

膀胱訓練では年齢相応の550mlの排尿我慢ができました。以上より、哲平君の夜尿症は、身体的、機能的な問題はなく、心理的な問題が大きいと診断しました。

このような例では、体罰療法はやり方を誤りますと、症状がかえって悪化することがあります。たとえば、それまでにまったく体罰を受けたことのない子どもに、いきなり厳しい体罰処方を与えますと、うまくいきません。

しかし、哲平君の場合、すでに二人のお姉さんから、おねしょ以外のことでは厳しいしつけを受けていますので、この点は問題ないと判断しました。そこで、お姉さんには、しばらくおねしょ以外のことではうるさくしつけることを止め、逆におねしょについて、厳しい体罰を与えるよう、助言しました。

具体的には、毎晩ブリーフの検査を行い、尿や精液の染みを厳重にチェックします。そして、おむつを着用するかどうかを自分で判断させます。もちろん、おむつの着用は、お姉さん二人によって行い、その際には、哲平君を赤ちゃんのように扱い、たっぷりと恥ずかしい思いをさせます。

翌朝には、おむつまたはブリーフの点検を行います。おむつを着用して、おねしょをした場合には、スパンキングのお仕置きを与えます。時間があれば、二人のお姉さんが交互に叩いてあげます。

おねしょしていなければ、何もしません。ただ、おむつの点検の際にも、哲平君には、いわゆる赤ちゃんのポーズをとらせるなど、たっぷり恥ずかしさを感じさせます。

おむつを着用せず、失敗しなかったときは、ほめてあげます。しかし、おねしょをしてしまい、ブリーフを濡らしてしまったときには、厳しいお仕置きを与えます。最低でもスパンキングは、平手と鞭を合わせて100回以上必要です。また、浣腸とお灸も必須です。

浣腸は5分から10分は我慢させ、我慢できなかった場合には、さらにお灸のお仕置きを追加します。お灸は、かならずお尻と陰茎に据えます。浣腸が我慢できなかった場合は、肛門にも据えます。

このような厳しい体罰療法を行い、哲平君の夜尿は、一時は2、3週間に一回程度まで、数が減りました。しかし、最近になり、また増える傾向にあります。

お姉さんの話では、哲平君はお仕置きの際に、陰茎を勃起させたり、分泌液を出したりすることが多くなっているとのことです。これは推測ですが、どうやら哲平君はマゾヒズムの性癖を持っているようです。

マゾヒズムは苦痛を性的快感として感じる性的嗜好の一種です。ただ、こうした人でも、どのような苦痛も快感と感じるわけではありません。逆に、こういった性癖のない人でも、ごく軽い苦痛を快感と感じることはよくあります。

つまり、苦痛と快感は連続したものであり、その境界に個人差があります。マゾヒズムの傾向を持つ人は、その境界が一般的には苦痛と思われる方に偏っているのです。したがって、理論的にはマゾヒズムの傾向を持つ子どもに対する体罰療法も、どんどん体罰を厳しくしていけば、いつかは境界を越えて苦痛と感じるはずです。

しかし、実際にはこの境界の個人差は大きく、また、体罰を受ける快感によって、境界自体が苦痛の方に移動する場合もあります。このため、ついには体罰が限度を超え、虐待や暴力となってしまう恐れもあるのです。

哲平君のケースでは、平手によるスパンキングは苦痛より快感を感じている様子で、お姉さんの膝の上でスカートにしみをつけたこともあるようです。また、浣腸も液の挿入に対しては、快感を感じているようです。

しかし、お灸に対しては、常に強い恐怖を感じています。このため、哲平君に対する体罰は、ケインによるお尻叩き、我慢をさせることに主眼をおいた浣腸、そして肛門や陰茎へのお灸を主に行ってきました。

ただ、こうした方法でも、最近は徐々に効果が薄れてきています。体罰を受けた夜などに、自慰をしている疑いもあるようです。当面は、体罰を徐々に厳しくしながら、様子を見ていくつもりですが、今後、体罰を受けたいために、わざとおねしょをするなどといった憂慮すべき事態に陥らないかどうか、慎重に見守る必要があります。

こういった性癖の子どもに対する体罰療法は、今のところ、残念ながら効果が乏しいようです。こうしたケースでの対応は、今後の検討課題であると思います。



③ ○○理絵(女)

13歳5ヶ月、中学1年生。

身長155cm、体重48kg

初診時の理絵ちゃんは、母親に連れられてきたのですが、おどおどとした感じでした。脱衣や排尿の指示にも、素直に従うのですが、どこか感情を押し殺したような印象を受けました。

理絵ちゃんは内科的には、まったく異常はありませんが、第二次性徴はやや遅れています。乳房の発育は、第二期で乳輪がやや膨らんできた程度です。外性器は形態的には特に問題はありません。発毛はまったくありません。大陰唇はまだ、脂肪が少なく、直立させると小陰唇が覗く状態です。

小陰唇には色素沈着は見られません。陰核は、正常な発育程度です。尿道口及び膣口周辺にも異常は見られません。処女膜にはまったく傷はありません。

初潮は12歳10ヶ月でありましたが、その後の月経はやや不順です。周期が一定せず、まったく無い月もありました。念のため、ホルモン関係の検査を行いましたが、異常はありませんでした。下穿きの検査では、少量のおりものや尿の染みが見られましたが、遺尿の傾向は認めませんでした。

理絵ちゃんのおねしょは、小学5年生から始まりました。はっきりした原因があったのですが、母親を含め、私たちが知ったのは、治療を始めてかなり経過してからでした。

理絵ちゃんは、5年生のとき、お父さんの転勤で九州から東京に転校してきました。その時、学校でいじめにあったのです。それが原因でおねしょをするようになったのです。しかし、理絵ちゃんは家では明るく振る舞っていたため、家族はまったく分からなかったようです。

理絵ちゃんにとっては、おねしょに対する体罰は、いじめの記憶を呼び覚ますものであったのです。このため、理絵ちゃんのおねしょはかえって悪化してしまいました。

理絵ちゃんに対する体罰は、さらに厳しくなり、悪循環に陥ってしまったのです。好転するきっかけは、治療開始後3ヶ月ほど経過した時点で参加したキャンプです。この時も、連日夜尿が続き、母親や看護婦から厳しい体罰を受けていました。

母親が帰京した夜、理絵ちゃんは深夜、怖い夢でも見たのか、うなされていました。看護婦が起こすと、泣き出しました。看護婦がやさしく慰めていると、しばらくして、理絵ちゃんは小学校時代の虐められた経験を話し始めました。

彼女にとって、特に忌まわしい想い出は、休み時間にトイレに行かせてもらえず、授業中にみんなの前でお漏らししたことでした。先生に当てられ、黒板の前で問題を解きながら、必死で尿意を我慢していたのですが、とうとう漏らしてしまったのです。

おねしょをしてしまうときは、いつも夢の中でその時の自分になっているのです。いじめっ子たちは先生にトイレに行く許しを得ることも禁じています。理絵ちゃんは、にやにや笑ういじめっ子たちの前で、お漏らししてしまうのです。はっと気づいた時には、もう、パジャマもふとんもぐっしょりと濡れています。

報告を受けた私は、急遽、治療方針を変え、自信を付けさせる事を目指しました。キャンプに参加している下級生の世話係をさせたのです。そして、体罰も与える前に、十分な話をして納得させて行うようにしました。これによって、症状はかなり改善しました。

夜尿の無かった日には、徹底的に褒めることもしました。こうして、理絵ちゃんは、暗かった表情もずいぶんと明るくなり、現在は夜尿は1週間に1、2回まで減っています。

理絵ちゃんの例は、夜尿症の治療にあたって、その原因をしっかり把握することが大切であると言うことを改めて認識させてくれるものでした。



おわりに

思春期を迎えた子どもの夜尿症は、本人はもとより、家族にとっても深刻な問題です。治療については、多くの取り組みがなされていますが、なかなか困難な場合も、多く見られます。

ここでは、当クリニックで行っている、体罰を中心とした夜尿症治療を紹介しました。この治療法は非常に特殊なものであり、すべての思春期夜尿症に効果があるわけではありません。第3章で紹介した例のように、かえって悪化してしてしまうこともあります。しかし、適応のある症例では、かなりの効果が期待できます。

今後は、さらに治療法の改善を行い、夜尿症に悩んでいる子どもやその家族の救いになることを目指したいと考えています。

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プロフィール

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Author:higan
当研究所はスパンキング、浣腸、お灸を中心としたお仕置きについて、様々な研究を行っております。

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