彼岸のお仕置き研究ブログ

はじめに

思春期のお嬢さんをお持ちのお母様や、女生徒の生活指導、躾け教育を担当されている教師の皆様の中には、生理中の少女に対するお仕置きをどうするべきか、お悩みの方が多いと思います。

少女の躾けやお仕置きについて解説したものや、少女の発育や生理についての書物は数多くありますが、生理中の少女に対するお仕置きについて解説したものは、ほとんど見かけません。このため、多くのお母様方や先生方は、自分の経験やその時の状況によって、手探り状態で、生理中の少女のお仕置きをなさっているのが現状です。

初めから生理中はお仕置きは与えないと決めておられる方も多いようです。しかし、考えてみてください。女性は初潮から閉経まで、一ヶ月のうち4ないし6日、すなわち約15％から20％の日数、生理があるのです。この間、お仕置きをおこなわないとなると、少女の躾けに重大な悪影響を及ぼすことは明らかです。生理中はお仕置きがないとなれば、少女は必ず生理を盾にとって、罪を犯すようになります。

また、生理が終わってからお仕置きをするという方もおられます。しかし、お仕置きは少女が罪を犯してから、数時間から半日程度の反省時間の後、行うのが最も効果的であるとされています。生理が終わるのを待っていては、お仕置きの効果は半減してしまいます。

このように、少女に対するお仕置きは、生理中でも行う必要があるのです。しかし、生理中に普段通りのお仕置きを何の配慮もせず行うことはいけません。成人女性と違って、少女の生理はまだ不安定な状態にあります。このため、少女の生理について十分理解した上で、適切なお仕置きを行うことが大切なのです。

第一章　少女の生理

① 生理とは

生理は正しくは月経と呼ばれますが、成熟した女性の子宮から、受精卵が着床しなかった内膜が剥がれ、血液とともに排出されることをいいます。個人差は大きいのですが、約28日の周期で起こり、出血は3〜7日間続きます。

② 初潮の年齢

成長した少女の、最初の生理を初潮と呼びます。一般的には小学校5、6年生から中学2年くらいまでに、初潮を迎えますが、最近は少女の体格の向上に伴い、初潮年齢が早くなる傾向が見られます。

初潮を迎える頃には、少女の体は幼児体型から女性らしい体型へと変化をはじめます。乳房は乳輪を中心に膨らみはじめ、性器の周りの産毛が濃くなります。また、性器の発育に伴い、おりものが増加します。したがって、お嬢さんや女生徒の体や下着をしっかり観察していれば、ある程度初潮の時期は予測できます。

15歳までに初潮を迎えない場合、ホルモンの異常などの可能性がありますので、産婦人科を受診させてください。

③ 安定しない月経周期

思春期の少女の生理周期は排卵が不規則なため、不安定です。特に、初潮の後、数年は生理が2、3日で終わったり、逆に十日近く続くということが普通に見られます。しかし、比較的順調だったものが、突然、不安定になった場合や出血が十日以上続く場合などは、産婦人科受診が必要です。

集団生活をしている少女たちの場合、生理周期がそろってくることがあります。これは、例えば定期試験でその結果によって、厳しいお仕置きを与えられるといった状況などで、強い緊張によって生理が始まったりするからです。お仕置きの最中に生理が始まってしまう子どももいます。これも、お仕置きというストレスによって、起こっていると考えられます。

思春期の少女の生理について、ご家庭の場合はお母様が、寮などの場合は担当の先生方がしっかり把握しておくことが重要です。一人一人の生理周期、生理期間、出血量などを記録しておくことをおすすめします。また、生理前後のおりものについても知っておくことは大切ですので、かならずお嬢様や女生徒の下穿きの検査を行ってください。

④ 月経困難症

月経困難症とは、生理中に腹痛や頭痛、場合によっては手足のしびれ、吐き気などが強く起こることをいいます。生理中のお仕置きを考える場合、月経困難症をどう扱うかが非常に重要です。と申しますのも、こういった症状はあくまで本人しかわからないからです。

腹痛を訴える女生徒に、仮病と決めつけ厳しいお仕置きを与えて、体調不良のため長期間の休学を余儀なくされた事例もあります。逆に、お嬢さんの訴えを真に受け、お仕置きを甘くしてしまったため、お嬢さんに見くびられてしまったお母様もおられます。

この問題については、完全な解決策はありません。もっともベターな方法は、少女が月経困難症を訴えても、とりあえずはあらかじめ決めたお仕置きを始め、途中の少女の体調などを十分見極めながら、場合によっては中止するという柔軟なやり方だと思います。

第二章　生理に対する教育

初潮が近づいた少女には、生理に対する知識をしっかりと教える必要があります。基本的には「生理は病気や恥ずかしいことではなく、女性が将来、赤ちゃんを産むための大切な体の仕組みである」ということを、教えてください。

ただ、私は最近の「生理は恥ずかしいことではない」という風潮が少し行きすぎているのではないかと危惧しています。テレビなどでは生理用品のCMが、露骨な表現で頻繁に流されています。私の友人で女子高の教師をなさっている方が、「最近の子は、使用済みの生理用品を平気で、汚れた面をむき出しにして捨てる」と嘆いておられました。

もちろん一部の女子高生でしょうが、自分の履いた汚れたショーツどころか使用済みの生理用品まで、売ってお小遣いにしている子どももいるようです。このような乱れた風潮は、「生理は恥ずかしくない」ということが強調されすぎた弊害であると、私は思います。

みなさまが、お子さんや女生徒に生理教育をなさるときは、「生理は恥ずかしいことでじゃない。しかし、経血や汚れた下着などを見られるのは、とても恥ずかしいことである」ということを十分強調なさってください。

このことをしっかりたたき込まれたお子さんなら、生理中にもかかわらずお仕置きをされることに、大変な恥ずかしさを感じ、自分の犯した罪の重さを反省することができるでしょう。

第三章　生理中のお仕置きにおける注意点

ここからは、生理中の少女に対するお仕置きについて詳しく解説いていきたいと思います。はじめに、生理中のお仕置き全般にわたる問題点について述べ、次の章で各お仕置き別に方法や注意点について解説します。

同じ生理中のお仕置きと申しましても、対象のとなる少女の発育状態によって、注意すべき点は大きく異なります。ここでは、初潮直前、初潮直後、思春期中〜後期の三つに分けて考えてみたいと思います。

① 初潮直前

さきほども述べましたように、少女は小学校5、6年くらいで初潮を迎えます。もちろん、個人差はありますが、一般的には身長が145cmを超えると、初潮が近いと思われます。少女の体や下着をしっかりチェックして、初潮に備えてください。

このようなお子さんをお仕置きする際には、特別な配慮が必要です。なぜなら、お仕置きの最中に初潮を迎えるケースがけっこう多いからです。

お仕置きの最中に初潮を迎えた場合は、とりあえず、お仕置きは一旦中断します。そして、少女が大人になる一歩を踏み出したことを祝福してあげてください。少女が重い罪で厳しいお仕置きを受けている場合も、是非ともそうなさってあげてください。

もちろん、「あなたももう生理が始まったのですから、今までみたいな気持ちでは駄目ですよ。これからは、いけないことをすればもっと厳しいお仕置きをしますからね」などと、釘を刺すことも大切です。

なお、初潮が近いお子さんには、生理の仕組みや手当の仕方を十分、教えておく必要があります。そうしておけば、いざ、初潮を迎えても何も慌てることはありません。学校では、教室や反省室に生理用品を備えておく必要があることは言うまでもありません。

② 初潮直後

初潮を迎えた少女は、その後1年くらいは生理周期が安定しません。したがって、このような少女は、お仕置きの最中に突然生理が始まってしまう可能性も十分あります。そのような時に、慌てず最低限の処置をして、お仕置きを続行する心構えが必要です。

ただし、少女の中にはまだ、自分の体の変化に戸惑っている子どももいます。そのようなお子さんは、生理中にお仕置きをされることに大変なショックを受ける恐れがあります。こういった場合、特に教室で同級生の前でお仕置きをする場合などは、いったんお仕置きを中止して、他人の目のない反省室などで改めて行うといった配慮をなさってください。

③ 思春期中〜後期

生理周期が安定するこの時期になれば、生理中だからといって特別な配慮は必要ありません。むしろ、生理中であることを盾にとって、お仕置きを逃れようとする少女に対しては、いつもより厳しい態度で臨むことが肝要です。

もちろん、生理中には医学的な見地から、避けるべきお仕置きがあります。これについては後ほど、解説いたします。