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沙紀の秘密2

そんな酷い折檻は、しかし沙紀にとって初めてではなかった。ここまでひどいことはさすがに滅多になかったが、取るに足らない理由で沙紀が和子にお尻を叩かれるのは日常茶飯事のことだった。そして、お尻にむごたらしいアザが残るような折檻も年に一、二度はされてきた。

沙紀は黒目がちの大きな目が印象的な美少女だった。和子もそこそこの美人だったが、二人はまったく似ていなかった。それもそのはずで、和子は沙紀の本当の母親ではなかった。沙紀は和子の夫、繁がフィリピンに作った愛人に産ませた子供だった。

繁が六本木でホステスをしていた和子と知り合ったは、ちょうど大阪万博の頃だった。二人はいつともなく同棲し、そして結婚した。繁は当時、貿易の仕事でフィリピンと日本を行ったり来たりする生活を送っていた。一緒に暮らせるのは、月の半分もなかったが、家庭的に恵まれなかった和子には幸せな生活だった。

しかし、その幸せも束の間のことだった。繁がフィリピンで仕事のトラブルに巻き込まれ、トラブルの相手が雇った男に射殺されてしまったのだ。昭和48年の春のことだった。あっという間に幸福を失った和子に、さらに衝撃が襲った。繁にはフィリピンに愛人がおり、その女も繁と一緒にいるところを巻き添えで殺されたのだ。

しかもその女には、繁との間にできたという子どもがいた。女の両親の関係者が和子の前に現れ、子どもの養育費を要求した。和子は驚き、弁護士と相談した。弁護士は、法的にはその子どもと和子には、なんの関わりもないので、ほっておいても構わないと言った。

しかし、後々までつきまとわれるのが嫌なら、和子が得た保険金の一部を女の両親に与え、その代わり今後一切、関わらないという契約を交わすのがいいんじゃないかとアドバイスしてくれた。和子はその勧めに従い、一度だけ子どもとその祖父母に会うことになった。

それが1歳になったばかりの沙紀との運命の出会いだった。祖母に抱かれた女の子はジョディという名だった。ジョディを見たとき、それまで半信半疑だったが、その子が繁の子であることを確信した。繁に見せられたことのある子どもの頃の写真に、そっくりだった。

和子の心の中で、ジョディに対するいとおしさが湧き上がった。和子自身、なぜだか分からなかった。しかし、ジョディが今後、孤児院に預けられることを知ったとき、和子は思わず、ジョディを自分が引き取ると申し出た。それは和子自身の生い立ちがそうさせたのかも知れなかった。

和子も親の顔を知らずに育った。そして、物心つく頃から、引き取られた叔父夫婦の虐待を受けてきた。真冬に素っ裸で庭に放り出されたこともあった。おねしょの罰として、性器にタバコの火を押しつけられたこともあった。

和子は中学を卒業すると、集団就職で東京に出てきた。繊維工場での単純作業に明け暮れる毎日だったが、叔父夫婦から逃れられただけでも、和子には幸せだった。しかし、そんな生活にも4年もすると飽き飽きしてきた。

東京はオリンピックを控えて、大きく変わりつつあった。銀座、新宿、渋谷。街には新しいビルが次々建てられていった。しかし、和子は相変わらず、機械油とほこりにまみれ、寮と工場を往復する毎日だった。

そんなある日、休日で新宿を歩いていた和子は、突然、男に声を掛けられた。それはホステスを斡旋するスカウトマンだった。退屈な日常生活に飽き飽きしていた和子は、言われるまま新宿でホステスを始めた。自分でも意外なほど、その水に合っていた。

「さあ、お尻を叩いてやるから、こっちにきな」畳の上に正座した和子が言った。「ママ、お願い。お仕置きは許して」「まだ、そんなことを言ってるのかい?今日のお前のしたことを、許すとでも思ってるのかい?」

今日は黒石による二冊目のヌード写真集の撮影初日だった。撮影は、都内の一流ホテルのスイートルームで行われた。初めは服を着たままだった。いくつものポーズで写真が撮られた後、黒石は沙紀にしゃがむように命じた。

黒石はしゃがみ込んだ沙紀の前に寝そべり、沙紀のスカートの中をファインダーで狙った。黒石お得意のパンチラショットだった。「あれ?沙紀ちゃん、ひょっとしてあれの日?」「…」沙紀は恥ずかしそうにうなづいた。

沙紀は数日前から生理が始まっていた。和子にはそのことを話し、撮影を延期してもらうよう懇願した。しかし、和子はにべもなく、沙紀の願いを無視した。黒石に聞かれた沙紀は、恥ずかしかったが、ほっとしたような気になった。当然、撮影は延期になると思ったのだ。

沙紀は撮影の前に、黒石かスタッフに生理のことを話そうと思っていた。そうすれば、撮影は延期してくれると思っていたのだ。しかし、なかなか言い出せなく、撮影は始まってしまった。

黒石はファインダー越しに、沙紀のパンツの下にあるナプキンに気づいたのだ。沙紀は撮影のときも、家から穿いてきたパンツをそのまま穿いていた。それは黒石の指示だった。簡単な打ち合わせの後、沙紀はスタッフが用意した服に着替えることになった。

着替えのため、ソファから立ち上がり、隣の部屋に行こうとした沙紀のスカートを黒石がいきなりまくり上げた。「沙紀ちゃん、どんなパンツを穿いているのかな?」沙紀が驚き、スカートを押さえようとしたが、間に合わなかった。

「おっ、いいねぇ。これ、いただき。沙紀ちゃん、パンツはこのままでいいよ。服だけ着替えておいで」「…でも」「うん、どうした。おしっこのしみでもついているの?そのほうが、喜ばれるかも知れないよ」黒石が笑いながら言うと、その場のスタッフもどっと笑った。沙紀は真っ赤になってうつむいた。とても生理のことは言い出せなかった。

沙紀の穿いてきたパンツは、スーパーで女児ズロース3枚いくらとかで特売されてる、何の飾り気もない白い木綿のパンツだった。ロリータ写真集では、少女たちは大人びたパンティを穿いていることが多かったが、ロリコンたちには、普通のパンツの方が喜ばれることを黒石は知っていた。

「沙紀ちゃん、もうちょっと足を広げてくれるかな」沙紀は恥ずかしさを堪え、言われるまましゃがんだ足をそっと開いた。黒石は腹ばいのまま、沙紀に近づき、ほとんど頭を沙紀の足の間につっこむような近さでカメラを構えた。

「ああ、ナプキンがはっきり写るな」沙紀は恥ずかしさに唇を噛みながらも、黒石が撮影を中止してくれると思って、耐えた。しかし、黒石の言葉はまったく違っていた。「いいねぇ、売りものが一つ増えちゃったね」

撮影は中止になるどころか、黒石はそれからしばらく、沙紀のナプキンがはっきり写るようなポーズで写真を撮り続けた。パンチラ写真を撮りおわると、沙紀はパンツ一枚にされた。そして、さらに撮影が続いた。

こうした写真の何枚かは、後に写真集に掲載され、好事家の間で評判になった。特に、パンツ一枚で仰向けになった沙紀が、膝を抱えて両足を持ち上げている写真は、ナプキン全体の形がはっきり写っていた。

「じゃあ、沙紀ちゃん。パンツ、脱いでくれるかな」「…お願いです。今日は…止めてください」「沙紀ちゃん、何を言ってるの?パンツ脱がないと、写真撮れないじゃない。ああ、そうか。生理だから、沙紀ちゃんのあそこが汚れてるのが気になるんだ。じゃあ、こうしよう。最初、シャワーを浴びてるところを撮ろうよ」

「いや、…あたし、…もう、いやです」「沙紀ちゃん、どうしたのよ?この前はすぐにパンツ、脱いでくれたじゃない。ねぇ、早くしてよ。みんな、忙しいんだからさぁ。ほら、健、パンツ、脱がしちゃって」黒石は助手の一人に声を掛けた。

健という二十歳代の助手の男が沙紀に近づいた。「やだぁ、絶対にいやぁ」沙紀は泣き叫び、その場に座り込んだ。「沙紀ちゃん、いい加減にしないと、怒るよ。これは遊びじゃないんだよ。健、構わないから脱がして。佐久間も手伝ってやれ」

バスルームでライトをセットしていた佐久間という助手も、作業を中断し、沙紀の方にやってきた。「いやぁ、止めてぇ」沙紀は脱がされまいとパンツを手で必死でおさえ、近寄ろうとする二人を蹴った。「どうしようもねえなぁ。おい、健、お母さんを呼んできて」黒石は舌打ちをしながら言った。

別の部屋で待機していた和子が、健に連れられてやってきた。「お母さん、困るよ。沙紀ちゃん、パンツを脱いでくれないのよ」「申し訳ありません。沙紀!あんた、何を言ってるの。先生を困らせるんじゃありませんよ。さっさとパンツを脱ぎなさい」

「ママ、あたし、いや。もう、こんなこと、いやだ」沙紀は顔を覆い、大声で泣いた。「あんたって子は」和子は鬼のような形相で、沙紀に近づき、拳を振り上げた。「お母さん、駄目。叩いたりして、アザでもできたら、それこそ撮影できないよ」黒石が止めに入った。

「ほら、沙紀ちゃん。お母さんも困ってるよ。さあ、機嫌直して、お仕事しようよ」黒石は猫なで声で言った。「やだ、やだ」「沙紀、いい加減にしないと、ママは怒るよ。ほら、立って、パンツを脱ぎなさい」「いやぁ、ママ、もういやだってば」

「じゃあ、沙紀ちゃん。待っててあげるから、シャワーを浴びて。それから撮影しよう。それなら、生理の汚れが気にならないでしょ。ね、だから、パンツ脱いで。お願いだから」「いや、いや」「そう、分かったよ。じゃあ、もう止めるよ。おい、今日は中止。引き上げるぞ」

「先生、待ってください。私が脱がしますから」和子はあわてて、座り込む沙紀の体に手をかけた「沙紀、お前って子は」「お母さん、もういいよ。どっちみち、そんな泣いてちゃ、顔も腫れて使いものにならないよ。もう、この仕事はなかったことにしましょう。今日の費用は、今日のギャラでチャラにしといてあげるから」

「まったく、こんなモデル初めてだよ。忙しいのに、時間の無駄だったよ」黒石は部屋を出て行ってしまった。「ちょっと、中島さん。困るよ。大将、怒らしちゃ」撮影に立ち会っていた井上という出版社の担当者が和子に文句を言った。

「すみません、なんとかしますから」「なんとかたってさぁ、今日はもう駄目だよ。それどころか、もう、この話駄目かもよ。なんせ、大将、売れっ子になっちゃって、強気だからね。話つぶれたら、お宅も困るんでしょ」

「はい、何とか先生にもう一度、お願いしてください」和子の必死の懇願で、井上は黒石を取りなすことを約束してくれた。「まあ、なんとか大将を説得してみるけど、どうなるか…。うまくいったら明日でも、まあ明日はないだろうけど、あさってでも、しあさってでも取り直しになるから、絶対空けておいてよ」

和子は井上や、黒石のスタッフに頭を下げまくり、沙紀を連れてホテルを出た。「沙紀、帰ったら、わかってるだろうね」その一言を言った後、和子は一切、口を開くことはなかった。地下鉄の中でも、道を歩きながらも、怒りに燃える目をした和子は無言だった。

沙紀は後悔と恐怖に涙がにじみそうだった。〈いっぱい叩かれるんだろうな〉沙紀は一ヶ月前に受けた折檻を思い出し、お尻がうずくような感じがした。

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